ウチには昔、石窯がありました。震災 (東日本大震災)時の地震にはもったのですが、度重なる余震で壊れてしまいました。これはその石窯制作のページです。
基礎はかなり入念に作ったのですが、画像がみつかりませんでした。この頃はまだAPS(フィルム)カメラも使っていたので、そっちにあるのかもしれません。
基礎
石を引いて固めて、砂利を引いて固めて、コンクリート(捨てコン)を引いて、ワイヤーメッシュを鉄筋代わりにコンクリート)を打ったと記憶しています。
石窯のベース高さまでレンガ積み

石窯作りのベース面になります。ここもワイヤーメッシュでコンクリートを打ちました。もちろん、手コネのコンクリートです。
欲を出して物置スペースを作りましたが、ここを埋めておけば震災にも壊れなかったのでしょうが。
石窯作り

耐火煉瓦を敷いてます。並べているだけですけど。

土で、窯の型を作って、その周りに耐火煉瓦を積み上げています。

木型を作る技術はなかったので、土で型を作る工法になりました。
レンガを積んでから、中の土をかき出します。

中の土を出している途中です。

崩落して生き埋めになりました。ドーム型は中からの力に弱いんです。もっとドームを固めてから土を出さなければなりませんでした。
布団干してます、サイズ感、伝わりますでしょうか。

今度は、しっかりと固めてます。

重石として石を積んでいます、同じ失敗をしないように念を入れて。

この状態から、中の土を掻き出したわけですが、生き埋めになったら大変だったでしょうね。


まだ、火を入れていないので綺麗です。

周りを作ってから火を入れて壊れると、修復が大変になりますので、火を入れて様子を見ます。

周りができました。後は天井部です。

砂利を敷いて、コンクリートを流して、ワイヤーメッシュを敷いてます。

コンクリートで塞ぎました。

写真はレンガを並べている途中ですが、レンガを並べて、目地を埋めて完成です。

この石窯では結構、いろいろ作りました。
でも、火を起こして窯が温まるまでが長いですし、火を落として温度が下がり始めると、料理に思ったように火が通らなくて大変だったりしました。
尾頭つき鯛の塩焼きとか、窯がデカいので、家の台所では作れないものとかを作ることができました。
家の電気オーブンは、石窯もあって大きなものを選んで買いましたが、やはり小さくて鯛の尾頭つきは焼けません・・・もっとも、最近では、そんな大きなものを焼くこともなくなりましたが。
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